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【東洋医学編】眼圧調整・視神経補強・体質改善で進行を阻止する&予防する

緑内障を東洋医学で改善&進行阻止をする考え方 について紹介します。

東洋医学では「目は肝に関わる」

西洋医学が目の病というと眼球そのものを見るのに対し、東洋医学は目と関係のある全身の器官についても着目します。

東洋医学の古典書には、「肝気は目に通ず、肝和すれば則ち目よく五色を弁ず、つまり、肝がよければ、目はさまざまな色をしっかりと捉えることができる」という記述があるほど。

漢方の考えの1つに「肝、心、脾、肺、腎」の5つの臓の相関関係を考える五行説がありますが、この中でも目は血・筋肉・子宮・爪などもとともに肝に属しています。

そのため、東洋医学で緑内障を診ると、まずは肝を健やかにすることが求められるのです。

また、緑内障は水滞(水の巡りが悪い)や瘀血といわれる血の滞りが関係しているとも言われています。血は使うところに集まるため、目を使いすぎると凝りや、瘀血が重なって水の巡りも悪くなり、眼圧上昇という症状になってしまったという考え方です。

いずれの場合も、漢方薬や漢方由来のサプリメントなどをうまく利用しながら緑内障とつきあうことになるでしょう。

東洋医学のメリットとデメリット

東洋医学にもメリットやデメリットがあります。以下にまとめてみました。

メリット

  • 副作用が少ないので、妊婦、子供、他の病気を患っている人でも利用できる
  • 身体全体を診るので、目と同時に身体全体が健康になる

東洋医学の一番のメリットは、副作用の少なさです。妊娠していたり、子どもだったり、他の病気を持っている場合は、副作用の少ない漢方薬や漢方由来サプリメントで緑内障に向かえるのは大きな安心となるでしょう。

デメリット

  • 即効性を感じにくい

東洋医学は身体全体を健やかにすることで、結果的に目を良くするという考え方ですので、即効性が感じにくいのがネックです。特に重度に進行している場合は、西洋医学との連携を持ちながら治療する方がよいでしょう。

東洋医学ではどのように治療する?

東洋医学で緑内障を治療する場合の方法を紹介します。

経絡の巡りを良くする

東洋医学の世界では、生命エネルギーが通る道のことを、経絡と呼んでいます。この経絡は人間の体に12本あり、この経絡の流れを良くすることで体に生命エネルギーが流れて元気になれると考えられています。12本ある経絡のうち、半数の6本の経絡がスタートする指先は、特に重要です。

漢方薬で治療する

漢方薬は種類が豊富で、これを使えば緑内障が治療できる、とはっきりとした薬はありません。しかし、その分個人に合わせて調合することで、眼圧をコントロールするといった効果が期待できます。それ以外にも漢方で体を整えることで、緑内障対策ができるでしょう。

【目的】原発開放隅角緑内障に対して,標準的治療を基本にして長期にわたり漢方治療を行った症例を呈示し,緑内障治療における漢方の意義について考察する。

【症例】症例1は,男性で初診時17歳の原発開放隅角緑内障症例である。34年間で3度手術を行ったが,漢方治療を継続しながら経過を観察し得た症例である。症例2は,女性で初診時56歳,初診より約30年前に原発開放隅角緑内障と診断されたが,その後希望により漢方治療を19年間継続している症例である。いずれも失明状態になることが危惧されていたが,漢方治療を継続することにより視機能を維持し,眼圧もコントロールすることができた。症例3は,女性で初診時23歳,漢方内服中に眼圧は正常範囲に低下し,内服中止により眼圧上昇を示した。

【考察】原発開放隅角緑内障における眼圧上昇に対して有効な特定の処方名は挙げられないが,少しでも有効な漢方方剤はある。また,漢方を継続的に服用することは視機能維持にも有効である可能性がある。

【結語】漢方薬は原発開放隅角緑内障の眼圧低下及び視機能維持の補助的治療に用いて有効である。

 

出典:『日本東洋医学雑誌 原発開放隅角緑内障に対する漢方治療の有用性』山本 昇吾, 藤東 祥子

鍼灸で治療する

科学的な点から見る西洋医学では、鍼灸との関係はまだ見つかっていません。しかし、中国にある鍼灸専門研究所では、鍼灸治療をすることで血行を良くしたり、目の疾患に対しても良い影響を与える、と考えられています。

血流不足によるトラブルを解消する、という目的の治療法となります。

東洋医学の考え方

医療を考えるうえで、西洋医学と比較するのが東洋医学です。病院での基本的な治療となると、まずは西洋医学で…という場合がほとんどですよね。でも、東洋医学にも注目して、自分が受けたいと思える医療はどちらなのかを考えてみましょう。もちろん、西洋医学と東洋医学を併用することもできます。

東洋医学とは、東洋を起源とした伝統のある医学のことです。日本では、薬物療法である漢方医学、そして物理療法の鍼灸医学、この2つを東洋医学として認識し、医療の現場で取り入れています。

基本的に東洋医学は、発生している症状を治すというよりは、発生してしまった原因である体を根本から改善して治す、というような考え方です。出ている症状を治すための方法を考え、治ったら解決…これが西洋医学ですよね。この考え方が間違っているというわけではありません。ただ、東洋医学の考え方とは大きく異なります。東洋医学の場合は、どうしてその症状が出てしまったのか?その原因を追究します。症状が治ったとしても、また同じ症状が起きる可能性があります。根本から解決しないことには、完全に治ったとはいえない、だから原因を追究する…それが東洋医学です。

ただし、即効性という面ではあまり優れていないのが、東洋医学です。症状に対してアプローチをするというよりも、原因に対して働きかけます。症状を抑えながら、原因を追究して解決していく…そういった治療は、西洋医学と東洋医学を組み合わせて行われることも多いでしょう。

こういった考え方を知ると、東洋医学で治療することのメリット・デメリットも理解しやすくなりますね。

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