ルテインとビタミンが豊富な「ほうれん草」「かぼちゃ」
ほうれん草やかぼちゃは、ルテインやビタミンを豊富に含んでいます。眼精疲労を回復させ、緑内障の予防にも効果が期待できるその力を紹介します。
ほうれん草やかぼちゃが目に良い理由
緑黄色野菜にはビタミンが豊富に含まれているので、目にいい効果があるというのは、もはや常識ですが、さらに、緑黄色野菜に含まれるルテインも目に良い栄養素です。
ルテインはカロテンの仲間で、人の目の網膜にのみ含まれる成分です。そのため、ルテインを摂ることは眼精疲労回復など、目に直接働くのです。ビタミンも豊富でルテインが含まれていれば、鬼に金棒ともいえる栄養バランスと言えるでしょう。
ほうれん草やかぼちゃにはこのルテインが豊富に含まれています。さらに、ほうれん草には亜鉛などのミネラル類が、かぼちゃにはビタミン類が豊富に含まれているので、ルテインとの相乗効果で目にいいと言われるのです。
ちなみに、スーパーでは一年中見かける野菜ではありますが、ほうれん草は冬が、かぼちゃは夏が旬なので、その時期に栄養価が最も高くなります。また、成分を効率的に摂取するためには油分を一緒に摂ることがオススメです。
ほうれん草とかぼちゃのおいしいレシピ
ほうれん草とかぼちゃを使ったレシピを紹介しています。眼精疲労がたまっているなと感じたら、ぜひ作ってみてください。
ほうれん草の納豆たらこ和え
ほうれん草に、ビタミンやタンパク質が豊富な納豆と亜鉛が豊富なたらこを加えたレシピです。納豆とたらこの塩気で味付け不要。ほんの少しのごま油で栄養が効率的に摂れるようになります。
材料
- ほうれん草…1/2束
- 納豆…半パック
- たらこ…5g
- ごま油…小さじ1/2
作り方
- ほうれん草はたっぷりの湯で塩ゆでし、水にはなってアク抜きをしてからぎゅっと絞る。
- 納豆は付属のたれを入れてよく混ぜる。
- ざく切りにしたほうれん草、納豆、たらこの半量加えてよくまぜ、ごま油を加えて混ぜて盛りつける。天にたらこを飾ってできあがり。
かぼちゃのごまぜんざい
かぼちゃは、わたにも栄養や食物繊維があるので、種を取るときにわたをなるべく残すのがポイントです。ごま油の風味でちょっぴり中華のデザートのような雰囲気になります。
材料
- かぼちゃ…1/4個
- 白玉粉…80g
- 砂糖(写真外)…適量
- ごま油(写真外)…大さじ1
作り方
- かぼちゃは洗ってラップで包み、レンジで火を通す。熱いうちに種をとり、皮をギリギリのところで取り除く。
- 鍋に1.とひたひたの水を加え、つぶしながら滑らかになるように火を通す。味見をして、かぼちゃの甘さに応じて砂糖を適量入れて煮詰め、とろりとしたらごま油を加えて火をとめる。
- 白玉粉は表示通りの方法で白玉をつくる。お椀に2.を注ぎ、白玉を浮かせてできあがり。